ぶえん鰹のグリル古代ローマ風

こんばんは。

今日は、平日ながら生業がおやすみ。
なので、嬉しくなって、前々から作りたかった、
古代ローマのアピキウスの魚用ソースにトライして
みました!!

「ぶえん鰹のグリル古代ローマ風」

アピキウスによれば、マグロ用のソースなのですが、
鰹も青魚だしいいよね、と勝手に解釈。
それが、結論として大正解になりました。

それでは、作り方。

鰹(本当はマグロ。カジキマグロでも良いかと
思われます)は塩・胡椒して、オリーブオイルを
まぶしてグリルしておきます。

そして、肝心のソースです。

玉ねぎ(中くらいのサイズ半分をみじん切り)
コリアンダー(2から3本 葉も茎もみじん切り)
タイム(1枝みじん切り)
干し葡萄(10粒みじん切り)
クミンシード(こさじ半分)
ガルム(大さじ1)
蜂蜜(こさじ1)
酢(大さじ1 私は、白ワインビネガーにしました)
ワイン(大さじ1 私は、家にあったのが赤ワイン
 だったのでそれを。干し葡萄が入っているので、
 なじみます。もちろん白ワインでもいいかと)
オリーブオイル(大さじ5)
胡椒(適宜)

以上を小鍋に入れ、少々火を通し、片栗粉を少し
入れて馴染ませます。

このソースを、グリルした魚にかけます。

ちなみに、アピキウスには分量は書いていないので
すべて、私の調合です。

古代ローマ料理は、ガルム(いわしで作る魚醤)に
蜂蜜とスパイス、ハーブを加える味付けが多い
ですが、これも例外ではありません。
本で読むたびに、どんなものだろう、と思っていましたが、
これが美味しいのですよ。

今まで味わったことのない、異国的な味。

という印象でしょうか。
何せ、2000年も前の味ですから。
それでも、冷蔵庫にある食材で追体験できてしまう
のが、料理の最大の魅力でもあります。

ソースそのものが美味しくて、父はしきりにレーズン
入りのパンにのせて喜んでいました(笑)
日常だけではなく、おもてなしにもおすすめです。

もし、ガルムがない場合は、アンチョビのフィレを
刻んで代用できます。

ぜひ、作ってみてくださいね!!